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ワインハート管理人のワイン日記

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シレーニ サティール ピノ・ノワール 2007

ニュージーランドの優しいピノ・ノワール

 シレーニはニュージーランドの北西部、ホークス・ベイにあるワイナリーで世界的に高品質なワインを作り出しています。日本ではエノテカが入れているので有名になりましたね。今回はそのワイナリーのピノ・ノワール、場所はマールボロです。2007と新しいヴィンテージですが、ニュージーランドでは南半球の為、半年早く考えないといけません。
 色はまだピンクが見えるルビー色。あまりブルゴーニュではみない色ですが若いからでしょう。香りはチェリー系の香りがまずきてとてもフルーティです。ブラックチェリーの甘酸っぱい香りにクローブなどのスパイス、軽く樽の香り、まだ熟成香はほとんど感じられませんがボリューム感は結構あります。

シレーニ サティール ピノ・ノワール 2007

 味わいは豊かな果実味に加えてしっかりとした酸を感じます、渋みはピノ・ノワールなのでそこそこですが、アフターに心地よい苦みを感じますね。とても柔らかな印象でお肉などにもよく合いそうです。
 私見ですが、これは補酸をしていると思います。コルクに酒石がついていますし豊かで優しい果実味のわりに酸が豊富です。ニューワールドはどうしても果実が熟し気味になって酸が足りなくなるため仕方ない事でしょう。ですがおかげでバランスはとても良いです。
 今回はお正月なのでバックがお節だったりするのですが、親戚のウケはとてもよかったです。やはり飲みやすいと言う事が大きいですね。優しくて気軽なワインです。実際はもう少し洋風の肉系の方が合うと思います、鴨のベリーソースとかいいんじゃないかなと思います。。

シレーニ(SILENI) -エノテカicon

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シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ 1987

アルマイヤックのワインを偉大なものに昇華させたもう一つのムートン

 聞き慣れないシャトーだと思われる方も多いかもしれませんが、これは現在シャトー・ダルマイヤックと呼ばれているシャトーです。1933年にフィリップ・ド・ロートシルト男爵が買い取り、そのためムートンの名前が入っていましたが、現在はかつての所有者だったアルマイヤック家に敬意を表し(そしてわかり辛さを回避するために)昔の名前に戻して販売されています。メドックの格付けはクレール・ミロンと同様に5級です。
 色はふちがブラウンのガーネット、もうかなり時間が経っていますがまだまだ大丈夫です。香りはすばらしくクローブやシナモン、枯れた葉、コーヒーのようなロースト香、ナッツを煎ったような香り、ドライフルーツのような印象が続きます。熟成されたブーケがすばらしいですね。

シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ 1987

 味わいはとてもスムーズなアタックで、全体的に果実味が丸く、酸とうまく調和しています。タンニンは滑らかでバランスはとてもよく、味わいもすばらしい物です。ひさびさに熟成されたおいしいボルドーを堪能できました。
 1987年のボルドーはメルローは大成功でしたが、カベルネ・ソーヴィニヨンは収穫時に雨に見舞われてしまいました。そのためガシっとした印象と言うよりは少し柔らかな物腰のワインが多いとのことです。ムートン経営の格付けシャトーともなればしっかりとした選別は行われているはずなので、このようなワインにする事が出来たと言えるでしょう。
 出来の悪い年、というとあまり良い印象は無いと思いますが、その分ワイナリーの努力によって報われる部分も多く、どこに力を入れたかでワイナリー毎の個性も豊かなワインになります。もちろん偉大な年の味にはなれず、長期熟成は望めませんが、ワイナリーの努力に思いを馳せながら飲むのも感慨深い物がありますね。


シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ -ワインハート
シャトー・ダルマイヤック -ワインハート

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シャトー・クレール・ミロン 1998

ムートンの血筋を受け継ぐシャトー

シャトー・クレール・ミロンは1970年にフィリップ・ド・ロートシルト男爵によって購入され、それ以降シャトー・ムートン・ロートシルトの技術を惜しみなく注いだ結果、すばらしいワインとなり得ました。格付けは5級ですが、4級に入っていてもおかしくないと言われています。
今回飲んだのは1998で、いわゆる良い年と言われている物です。価格的にはそれほど高くはなくての出しやすい範囲と言えるでしょう。
色合いは濃いガーネット、とても凝縮感のある色合いで出来の良さとフレッシュさを感じさせます。香りは黒こしょう、クローブ、などのスパイス感が豊富でカシス、ブルーベリーなどの果実、湿った土の香り、樽のロースト香が続きます。

シャトー・クレール・ミロン 1998

 味わいは、果実味と酸のバランス、タンニンの豊富さ、どれをとっても豊かでレベルが高く、ボルドーの格付けシャトーの風格があります。凝縮感が強く一体感があります。が、正直に言えば若干早かったかなという印象です。まだ小さく縮こまっていて発散している感じがありません。もう既に10年は経っていますが、1998は確かに良い年だったのでしょう、あと5年、10年先にはおいしく飲めると思います。
 同じボルドーでも1999はよく飲んでいておいしく飲めますし、1997はもうすでに枯れていて古酒の印象が強いです。ボルドーと言う土地の特に格付けシャトーは、長熟であるがためにヴィンテージ毎のいわゆる飲み頃の時期が大きく異なります。そう言う意味で言うと実はブルゴーニュよりもセレクトが難しいなぁと感じる時がありますね。
 ちなみに、一緒にシャトー・ムートン・バロン・フィリップ(シャトー・ダルマイヤックの旧名)の1987を飲んだのですが、それは大変すばらしい物でした。この日は持ち込みのホームパーティで偶然だったのですが同じムートンの血筋である二つを飲めたのは楽しい経験でした。


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ボーヌ・デュ・シャトー プルミエクリュ 2004 ブシャール・ペール・エ・フィス

ブシャール社が一押しする知られざるワイン

 ボーヌ・デュ・シャトーはボーヌにある16の一級畑をブレンドして作られるワインです。かつてはそれぞれの畑として出すにはちょっと足りないブドウを集めたセカンドワイン的な存在だったそうですが、現在はこのワイン用にブドウが作られています。実はあまり知られていませんがボルドーの格付けシャトーに見られるセカンドワインも、品質およびマーケティングの面から、それ用にブドウを作っていると言うのが多いのが現状です。そのワイナリーの入り口になる事が多いこうしたワインを品質の差が大きい格落ちのブドウで作る事は出来ないと言う事でしょう。これらは決して劣っているワインではありません。
 色は輝きのある若干ふちにオレンジがかかるルビー、香りはボーヌらしく華やかで優しい印象で、赤いベリーやさわやかなプラム、かわいらしいバラの香り、ヨーグルトのような香り、軽く樽の印象があり、紅茶のニュアンスがあります。

ボーヌ・デュ・シャトー プルミエクリュ 2004 ブシャール・ペール・エ・フィス

 口に含むと非常に滑らかなアタックに驚かせられます、バランスの取れた酸と果実味、ふくよかさのなかにぎりぎりでエレガントさを失わない絶妙なバランスはブレンドの妙でしょうか。アフターに残る渋みの印象もすばらしく、清々しさだけでは終わらないこのワインの奥深さを形作っています。
 ボーヌらしく華やかで豊かな果実味を主軸にしながら、バランス感にあふれるこのワインは、確かにぜひとも生産者が飲んでほしいと思うブシャール社のアイデンティティなのでしょう。

 日本では、どちらかといえばコート・ド・ニュイのワインが人気で、あまり南のワインは話題にあがらないのですが、気張らずにほっとする優しさを感じるボーヌのワインが自分は大好きです。これからの寒い時期、家でワイン煮などの温かい食べ物と一緒に飲みたいワインですね。


ブシャール・ペール・エ・フィス -ワインハート

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シャトー・ブースカッセ ブラン 2003

不思議な味わいと香りを見せる辛口白ワイン

ボルドーの南に南西地方と呼ばれる地域があります。その中のアペラシオン、マディランで一番有名なワインはおそらくシャトー・ブースカッセでしょう、かのトム・クルーズも愛飲してるとかで有名になりました。タナという品種から作られるそのワインはとても強いタンニンを持ちながら見事なバランスを保っています。
ただし今回飲んだのはそれの白、アペラシオンはパシュラン・デュ・ヴィック・ビル・セック。パシュラン・デュ・ヴィック・ビルと言うと甘口なのですが、これはセックが付くので辛口のワインとなります。飲んだこと無かったので飲んでみましたという感じです。

色は輝きのある黄金色という印象、本来遅摘みにして甘口にもできるブドウを完全に発酵させて辛口にしたということなのででしょうか?香りもそのような印象、例えばアンズや、ハチミツのような印象が強いですね。グレープフルーツなどの香り、それからミネラル、白こしょうなどのスパイス系の印象もありますね、嫌み無く樽香のヴァニラ系の香りが付けられています。新樽比率は50%だそうです。

シャトー・ブースカッセ ブラン 2003

味わいは果実味主体ですがとてもミネラルの印象が強いですね、酸もちゃんとある感じです。いろいろなものか絡み合った複雑な味わいです。メロンのような印象もあります。正直不思議な味わいで、今までにこんな味わいはあまり経験したことが無いのでなんとも言いようが無いですね(笑)、でもなかなかおいしいと思いました。
何と合わせるのがいいのかなと思い浮かべていたんですが、コンテなどの少し癖のあるシェーブルのチーズですとか、メロンの印象ってことで塩気が多い生ハムですとか、若干癖のある物がおいしいかなと思います。この手の味はそれに負けない複雑さをもっていますしまた口の中を洗い流してくれるさようもあります。
残念ながらネットではこの白を見かけることが出来ませんでしたが、ちょっと変わった物を飲んで、なにと合わせるのがおいしいかなーと思い浮かべてみるのも楽しいですね。


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